ときどきリアルタイムな発電状況(気まぐれです。)

2012年03月31日

現在の独立型太陽光発電システムを商品化したような製品がドコモから発売されるらしい

NTTドコモ、10万円以下の家庭向け太陽光蓄電システムを2012年にも発売へ。ケータイ充電用端子も備える、非常時用電源へ

http://www.gapsis.jp/2011/10/ntt102012.html

なかなか,おもしろいシステムだ。

現在,家庭に実験的に設置している,パネル100w×2(24V)+鉛蓄電池+チャージコントローラ sunsaver MPPT
のシステムを製品化したようなシステムだ。

このドコモのシステムだと,アパートでもちょっとした蓄電システムが構築できるだろう。
ただし,パネル設置が問題となるだろう。

パネルの大きさからすると,30W程度であろうか。

携帯電話などの充電には十分な電力を蓄電することができるだろう。

posted by ymurai at 19:57| Comment(0) | 日記

2012年03月23日

原発の100%安全と火力発電の100%安全

もし,100%安全というのが実現されたとすると,

原発の100%安全とは何であろうか?

おそらく,地震や津波,そしてテロ等で爆撃されても,
放射能が外部に全く放出されないことだろう。
したがって,100%の安全が保障されるということは,
たとえ事故が起きたとしても,
すぐに復旧作業に取り掛かれるということだ。
要するに,除染作業など途方もないぐらい
復旧の時間がかかることがないということだ。

火力発電の100%安全とは何であろうか?

おそらく,地震や津波,そしてテロ等で爆撃されても,
その被害がある一定の範囲で収束されることだろう。

100%壊れないプラントなどない。

安全なプラントとは,事故で壊れたとしても,
強制避難などの措置をすることなく,
短時間で復旧することができるプラントのことだ。

ところが,原発の重大事故はその後の収束まで
途方もない時間がかかる。

福島の事故がこのことを証明している

たとえ火力発電所が爆発しても(あってはならないが)
たとえ太陽光発電所がだれかのいたずらでケーブルを切られたとしても,
半径何十キロの周辺の住民が避難しなくてもいい。
(もちろん,有害な何か放出されれば別だが)

原発は残念ながら,重大事故をひとたび起こせば
強制避難や除染,廃炉などとてつもない時間と費用がかかる。

一度重大事故が起きたら,取り返しがつかないということを
国は認識しているのだろうか?

経済が大事なのはわかるし,
電気料金が値上げされると,経営が非常に厳しくなる企業が
あるのもわかる。
原発によって周辺に雇用も生みだすこともわかる。

ただ,こんなに狭くて地震の多い
日本で,これ以上,原発をコンピューターシミュレーションで
安全だからといって建設していいのか。
また,停止している原発を再稼働していいのか。


原発のストレステストによる安全宣言とは,
津波が来ても,地震が来ても,
100%事故を短時間で収束させ,
周辺が100%放射能に汚染されないということだ。

これができないなら,原発の再稼働や新規建設は絶対やめてほしい。


posted by ymurai at 22:37| Comment(0) | 日記

2012年03月22日

いつのまにか

いつのまにか,国際熱核融合実験炉計画(ITER計画(イーターけいかく))がスタートして,
フランスのカダラッシュで建設が始まっていた。

http://www.iter.org/

ホームページを見ると,中国,EU,日本,韓国,インド,ロシア,アメリカによる国際プロジェクトだ。

原発と同じような危険な事故が起こらなければよいが。

もし成功すればすごいことだと思うが,
実験炉が日本で建設されなくてよかったと思うのは私だけだろうか?


posted by ymurai at 23:36| Comment(0) | 日記

2012年03月15日

鉛蓄電池の並列接続

鉛蓄電池の並列接続については,あまりやらない方がよいと書いてあるサイトが多い。
しかし,外国のホームページを見ると,結構普通に並列接続の方法について書かれてある。

並列は,3つまでとか,並列する場合の限界であるとか,
あるいは,並列したときのつなぎ方は,対角線上に端子を付けるとか丁寧に説明してある。

さて,電圧がV1で内部抵抗がr1の鉛蓄電池B1と,電圧がV2で内部抵抗がr2の鉛蓄電池B2を
並列接続して,それに負荷Rをつなぐとする。

このとき,鉛蓄電池B2に流れ込む電流I2は,どのくらいであろうか。

鉛蓄電池.BMP

計算してみると,重ね合わせの原理より,

I2=(r1*V2+(V2-V1)R)/(r1*R+r2*R+r1*r2)

となる。

一方対称性により,鉛蓄電池B1に流れ込む電流I1は,

I1=(r2*V1+(V1-V2)R)/(r1*R+r2*R+r1*r2)

となる。

もし,鉛蓄電池B1とB2の電圧が全く同じだとすると,V1=V2=V。
また,内部抵抗も一緒だとして,その値を r=r1=r2 とする。

このとき,
I2=V/(2R+r), I1=V/(2R+r)

等しい電流が流れるので問題はないはずだ。

しかしながら,V1とV2の電位差があると,どちらかの電池に
多く電流が流れることになり,アンバランスになる。

例えば,V1=12(V), V2=12.1(V) と電池B2の方が0.1Vだけ高いものとする。
また,r1=r2=0.01(Ω),負荷抵抗 12(Ω)としよう。

このとき,電池B2には,なんと,5.5(A)もの電流が流れてしまう!

V1=12(V), V2=12.2(V) だとどうだろうか?
今度は,電池B2には,10.5(A)もの電流が流れる。

V1=12(V), V2=12.4(V) だとどうだろうか?
今度は,電池B2には,20.5(A)もの電流が流れる。
これは,もう,ショートである。

ということは,並列接続をする際は,どちらも
ちゃんと充電して電圧を等しくしてからつながないと
だめだろう。

計算すると,ますます,並列接続は怖くなってくる。


posted by ymurai at 21:01| Comment(2) | 電気系統考察

2012年03月08日

久々の更新

震災以来,独立型太陽光発電を設置して8か月が過ぎようとしている。

これまでのまとめをしておく。

(1)バッテリーが死んでしまった!!
  放電停止電圧を欲張って低く設定してしまったために,バッテリーが死んでしまった。
  今は,前に使用していた,WP26-12 を使用している。

(2)冬の日照時間では,補充電をすべき
  冬はどうしても日照時間が短い。バッテリーのためにも,補充電が必要だ。

(3)リビングは自作の照明で安定して運用できている。


(4)Sunsaver MPPT は買いであった。


(5)補充電は,1週間に一度程度必要だ。
   もったいないからといって,補充電をしないでいるとバッテリーに悪い。
   万が一停電したときにも対応できなくなるので,しぶしぶだが,補充電も行う。

 
 何かと,手間のかかるシステムであるが,今のところ順調である。

 もうすぐ,震災から1年が過ぎようとしている。

 あの日の記憶が頭から離れない。
posted by ymurai at 21:48| Comment(0) | 感想・意見・主張など